青汁ものがたり

私の認識としては、青汁というものは、日本の戦後くらいから、遠藤博士というお医者さんによって広めようという運動が始まったのだと思っていました。

ところが、日本で一番古い医学書でもある「医心方」の中にも記載があるらしいです。という事は、古代の昔から、青汁らしきものが薬の代わりのような感じで使われていたんですね。

大事に世界大戦直後には、食糧事情もかなり酷かったので、栄養失調になる人が多かったようですが、芋の葉っぱや三つ葉、大根の葉っぱなど、今では食べずに捨てるような野菜の葉っぱを使って青汁を作り、栄養失調の人に飲ませると健康状態が改善されたようです。

その後、遠藤博士は、地中海周辺に生えている栄養価が驚くほど高いケールというキャベツの原種の野菜に目を付けました。

そして、今でいうオーガニックな（無農薬・無化学肥料）なケールを使う事を推奨していまし、その流れは、今でも続いているようです。

日本の青汁の基礎は、お医者さんが作ったという事ですね。
  

青汁は、もう既に日本社会では健康食品の代表的なものとしての地位を確立しています。

それというのも、もう、青汁の歴史というのは、かれこれ戦中、戦後あたりから続いてきていて、その効果が認められてきているからです。

ただ、青汁の原料として使われている緑黄色野菜の種類は近年、さらに増えてきていていますので、その効果・効能もそれぞれ違うようです。

食物繊維を多く含んでいる青汁すべてに便秘解消の効果はあると思われますが、使われている緑黄色野菜の種類によって含まれている栄養成分も違います。

それと、明日葉にはカルコンやクマリンなどのポリフェノールでもある抗酸化物質、桑の葉には、ＤＮＪという血糖値を抑えるような特有な有効成分が含まれています。

これらの事を考えると、アレコレと青汁を飲む前に、自分の体に合う成分が含まれている青汁を選ぶことが大事だという事が分かってきます。

普段から、定期的な健康診断や血液検査を受けるようにして、血糖値の値やコレステロールの値など、自分で自分の体の状況を理解していることも大事になってきます。

いずれにせよ、野菜不足による栄養不足や、便秘解消の効果、更には青汁の種類によってはダイエット効果などのメリットもあると思われます。

青汁を飲むことは、ダイエットしたい方、便秘解消や健康増進したい方には最適ですね。
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